2025年1月5日早朝に豊洲市場でマグロの初競りが行われました。
落札額に注目が集まりますが、一番マグロを釣った漁師さんにも注目が集まります。
2025年の一番マグロを釣り上げた漁師さんは誰でしょうか?
過去に一番マグロを釣り上げた漁師さんの名前もまとめました。
2025年の一番マグロは「第56新栄丸」船長の竹内正弘さんが釣り上げました!落札額は2億700万円です!
【2025年初競り】一番マグロを釣った漁師は誰?
2025年の一番マグロは「第56新栄丸」船長の竹内正弘さんが釣り上げました。竹内正弘さんが一番マグロを釣り上げたのは2年ぶり8回目となります。まさに伝説の漁師ですね!
一番マグロを釣り上げたのは第56新栄丸の竹内正弘様となります。また、今回も豊洲仲卸「やま幸」様に多大なるご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。#ONODERAGROUP #初競り https://t.co/RAlrwUXcxi
— 【公式】株式会社LEOC (@leoc_official) January 4, 2025
今年は豊漁で、冷凍ではなく生のホンマグロがところ狭しと競り場に並んだ。3日に大間港「第56新栄丸」が釣り上げた276キロが2億700万円で落札された。1キロ単価は75万円。この日取引で最高値の「一番マグロ」となった。
日刊スポーツ
【1月5日(日)5:57更新】
2025年のマグロの初競りは、276キロの大間産のクロマグロが2億700万円で落札されました!2億700万円という落札額は、2019年の3億3,360万円に次ぐ史上2番目の高値です!仲卸の「やま幸」と「鮨 銀座おのでら」などを運営する会社が共同で落札しました。
一番マグロを釣った歴代漁師
年代 | 漁師 | 落札額、産地 |
---|---|---|
2024年 | 菊池正義・正真 | 1億1,424万円、238キロの大間産 |
2023年 | 竹内正弘 | 3,604万円、212キロの大間産 |
2022年 | 菊池一夫 | 1,688万円、211キロの大間産 |
2021年 | 田中稔 | 2,084万円 、208.4キロの大間産 |
2020年 | 山本昌彦 | 1億9,320万円、276キロの大間産 |
2019年 | 藤枝亮一 | 3億3,360万円、278キロの大間産 |
2018年 | 竹内正弘 | 3,645万円、405キロの大間産 |
2017年 | 竹内正弘 | 7,420万円、212キロの大間産 |
2016年 | 竹内正弘 | 1,400万円、200キロの大間産 |
【菊池正義さん・正真さん】2024年の一番マグロを釣り上げた親子漁師
㊗️#大間まぐろ 13年連続の #最高値 !!#豊洲市場 で行われた初セリで、238kgの大間産のマグロが最高値となりました!!
— 【公式】海と日本プロジェクト in 青森県 (@umi_aomori) January 5, 2024
その価格はなんと…1億1424万円!💰💰
2020年以来4年ぶり、通算4回目の億越え🥳
釣り上げたマグロ漁師の #菊池正義 さん、息子の正真さんも笑顔☺️
#青森県 #海と日本 pic.twitter.com/rWHCPYY6fx
菊池正義さんは、「菊池三兄弟」の次男として、約30年もの間マグロ漁に人生を捧げてきました。
小学2年生の頃から父親と船に乗り始め、5年生で父親を亡くすという経験を乗り越え、23歳で結婚、27歳で「第57大運丸」(9.7トン)を造船、29歳で独立という道を歩んできました。
その腕前は確かで、2015年からは4年連続で一本釣り部門の漁獲高No.1を達成するという偉業も成し遂げています。
長男である正真さんは高校卒業後、父親である正義さんと共に漁に出るようになりました。
一億円を超える落札額となった一番マグロは、2023年12月31日未明に下北半島・尻屋崎沖で親子で釣り上げたものでした。
親子二人三脚でマグロを追いかける姿は、まさに大間の海の象徴と言えるでしょう。
【竹内正弘さん】7回の最高額のマグロを釣った伝説の漁師
「一番マグロと言えば竹内正弘さん!」と言っても過言ではない実力者です。
これまでに7回の一番マグロを釣り上げています。
2023年に5年ぶり7回目となる一番マグロを釣り「まさか俺のがとれると思ってなかったから、うれしかったです」と謙虚な言葉を残しています。
竹内正弘さんの釣り上げるマグロは、その品質の高さから、業界内外で非常に高く評価されています。
「鮨 銀座おのでら」の坂上曉史料理長は、竹内さんのマグロを「別格です、ダントツ一番」と絶賛しています。
竹内正弘さんは、能登半島地震の被災地支援として、石川県輪島市へ200万円もの義援金を寄付するなど社会への貢献を続けています。
【菊池一夫さん】漁師歴25年で掴んだ一番マグロ
菊池一夫さんは、「大間のスナイパー漁師」と呼ばれる漁師です。
エサを投げてマグロを一発で食いつかせる技術に非常に優れていることが「スナイパー漁師」という呼び名の由来だそうです。
先輩漁師たちからも「場所選びやエサ、全てが良い」「あいつはすごいよ、尊敬する」「一夫には(マグロを)喰わせる何かがある」と絶賛されるほど、その腕前は折り紙付きです。
そんな菊池一夫さんは、2022年の一番マグロの漁師となり、「とにかく嬉しい」と喜びのコメントを残しています。
漁師歴25年となる菊池さんにとって、初めての「一番マグロ」獲得という快挙でした。
【田中稔さん】3度の一番マグロを釣り上げた情熱漁師
田中稔さんは、50年以上のマグロ漁師としての経験を持つベテランです。
過去に3回、初競りの一番マグロを釣り上げるという快挙を達成しています。
「マグロとるために生きているんだ」と語るほど、マグロ漁に情熱を注いでいる漁師さんです。
2021年の初競りでは、208.4キロの大間産マグロを釣り上げ、2084万円で落札されました。
2020年の初競りでは、240キロの巨大マグロを釣り上げ、2番マグロとして2300万円以上の高値がつきました。
2021年の一番マグロは、初競り直前の1月4日早朝に、敢えていつもと違う漁場で挑戦して釣り上げたものでした。
【山本昌彦さん】史上2番目の1億9,320万円がついたマグロ漁師
億マグロとパシャリ 「格別さ」苦難越え親子でつかんだ
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) January 6, 2020
https://t.co/183v0wLm2z#億マグロ を釣り上げた青森・大間の漁師親子。
今季は年の瀬が迫るまで不漁。そんな時の一番マグロでした。
山本昌彦船長は「そりゃあ最高だし、格別さ」。
そして長男の昌平さんと記念写真を撮りました。 pic.twitter.com/DK026kBEp5
山本昌彦さんは、漁師歴40年以上のベテラン漁師です。
「春栄丸」という船で漁を行っています。
船名は父と母の名前から1文字ずつ取って名付けられました。
息子さんも漁師で、親子でマグロ漁に従事しています。
2020年1月5日の初競りで山本さんが釣り上げた276キロのクロマグロが1億9,320万円という史上2番目の高値で落札されました。
40年間の漁師生活で初めての「初競り一番マグロ」となりました。
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